2017年1月21日土曜日

住宅ローン控除

住宅借入金等特別控除で大幅な節税が出来ることをご存知でしょうか?



サラリーマンはお給料やボーナスから税金が差し引かれていますが、一定の条件を満たすと「控除」が受けられ、払い過ぎた税金を返してもらえます。

中でも「住宅ローン控除」は他の控除より税金の戻ってくる額が大きく、場合によっては払った税金がまるまる返ってくることも!!!

住宅ローン控除は「税額控除」で、控除額そのものが返ってきます。控除額が10万円なら、10万円が返ってくるというわけです!

知っておかないと絶対に損ですね!




控除を受けられる金額は年末のローンの残高の1%で、
控除を受けられる期間はなんと10年間!!

1年の控除金額の上限は40万円
(耐震性や省エネルギー性など一定の条件を満たした住宅は50万円)となっています。


例えば、年末のローンの残高が2000万円だったら住宅ローン控除の額は20万円(2000万円×1%)ですから、20万円が返ってきます。

払った所得税額よりローン控除の額が大きい場合は、所得税額から引ききれなかった分が、住民税から差し引かれます(ただし上限があります)。

さらに、これが10年間続くわけです!!




■控除を受けるには


住宅ローン控除の適用を受けるためのおもな条件として、次のようなものがあります。


・控除を受ける年の所得が3000万円以下

・新築または購入したマイホームの登記簿上の床面積が50平方メートル以上

・中古住宅は築20年以下、中古マンションは築25年以下

・ローンの返済期間が10年以上



住宅ローン控除の適用を受けるには、住み始めた翌年に確定申告をする必要があります。

それさえ忘れなければ残り9年分の「住宅借入金等特別控除額の計算明細書」が送られてくるので、

2年目からはその計算書とローンを借り入れた金融機関から送られてくるローンの「残高証明書」を使って年末調整で手続きします。



Point

  1. 税額控除は戻ってくる税金の額が大きい

  2. 住宅ローン控除は年末残高の1%が控除される

  3. 控除を受けるには最初の年に確定申告する